心に残る言葉たち 2---------------------心に残る言葉たち そのニ --------------------- 2005.3.27.更新 ************************************************************************************* Tyees編、心に残る言葉集です。 基本、強く、優しく生きていく為に、必要な言葉を集めています。 あるいは音楽に関する気になる言葉、文章もあります。笑い話もあります。。。。 ソースが不明のものも多々ありますが、その点、お許し下さいませ。 並び順に特には意味はなく、また、適宜、変更する場合があります。 ************************************************************************************* 笑い話?その1・・・「最弱音」 フルトヴェングラーの強弱の幅は大変広かった。特にPPは、ものすごく、彼は、練習中、曲に没入しきって、眼をつぶったまま最弱音を要求する。 楽員はほとんど音をだしていないのだが、フルトヴェングラーは「まだ強すぎる」と言う。 そこで全員、弾くまねだけして音を出すのをやめたところ、フルトヴェングラーはにっこり笑って「それで良い」と言ったそうだ。 by??? これは、笑い話ともとれるが、結構まじな内容と理解している。 ************************************************************************************* 笑い話?その2・・・「姉と妹と純情な彼」 彼がまだ小さい頃、Aさんがそばに寄ってきていうのです。「私の妹があなたのこと好きなんだって。」 彼はじわじわと追いつめられ、壁際まで後退りしました。 彼は、「それじゃ、妹さんに伝えてよ。「僕は君のお姉さんが好きなんだって」ってね。」と言おうとしたが、 「へぇー、そう。」という間のびした返事しかできなかった。 Peace with LOVE この話は、娘からすると、ナルちゃん?っぽいので掲載はやめるべしとのコメントを得たが、掲載強行!! ************************************************************************************* 上記の解説に丁度良いお話が以下。これは、恐らくある作家の言葉。 「あの頃はおれは純情だったなあ」と私が言う場合には、大きな部分に自嘲がこめられている。 物事の認識に欠けるところがあったという意味が含まれていて、つまり「純情」と「愚鈍」とは親戚の関係になっている。 by ??? ************************************************************************************* さて、恋愛に関する一言集。恐らく、各種「恋愛論」からの抜粋の一部であろうと推察される。 「恋愛とは美しい誤解である。」 by ??? 「恋はエゴイスティックであり、愛は理性的である。」 by??? 「全ての悲劇は死をもって終わり、全ての茶番は結婚をもって終る」 by バイロン これは、若い人、新婚さんにはあまり聞かせたくない言葉でありますなあ。 ************************************************************************************* 以下は、皆様ご存じかと思いますが、念のため、掲載しておきましょう。ソースも明確です。 「ハードボイルド」 タフで非常なモラルを身に付けて生きていかねば、生きていけない立場に追いつめられている主人公たちは、その優しさを心の奥底にしまいこんで容易に表に出さないだけなのだ。 a woman:「あなたみたいなタフな人が、どうしてそんなにやさしくなれるの?」 a man:「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては生きている資格はない。」 from "Play Back" by チャンドラー・レイモンド ************************************************************************************* やはり、自分は、練習向きではない。徒然、譜読み弾き流し人であるなーと痛感する。 まずいな、と思いつつも、自分の性格なので仕方ない。。。 こと、ピアノ曲については、私は本当に浮気性である。(笑) 最初からある種の条件、時間制約とか、練習環境制約等のきびしさのもとにあるから、 ピアノ曲あるいは練習の、納得できるところとできないところを簡単により分け、 嫌な部分は、篩(ふるい)にかけて落として、 美味しいところだけ、ピアノ曲練習の好きな部分だけを味わう事ができる。 夫婦とか将来結婚する恋人関係と違って、 嫌な部分をあまり気にする必要も無く、 良い所、好きなところだけを楽しんで、一曲一曲を通り過ぎていってしまう。 そう・・・、真剣で無い分だけ、一か所にはとどまらないが、長く色々な曲を弾き流し続ける事ができる。 ************************************************************************************* ----------------------------------------- 美・音楽について印象に残る言葉たち ----------------------------------------- 昔、学生(19歳前?)の頃、美とか音楽とは何かということに関する言葉を色々と捜し、気に入ったものを少々メモし、書きためていた事がある。そのメモ紙は、既に黄ばみつつある。 今回は、その中からいくつか抜粋掲載し、デジタル日記に残しておきたい。 しかし、あの頃は、このような言葉に多感であり、純粋であったのだなと思うとなかなか面白いというか恥ずかしい。 一方で、今読んでみても、「フーム、やはりそうかもしれないな」と思われる言葉も多い。。。。 それでは。。。 ************************************************************************************* No.1 思考の欠如したものが、思考と感覚的に照応するとき、そこに美がある。by???? -- ************************************************************************************* No.2 美しいものの中には哀しさがある。しかし、底抜けに明るいものの中にも哀しさがある。by???? -- ************************************************************************************* No.3 モーツァルトの音楽について・・・ 泣き伏したくなるほど、明るく、明るくなければならない。by????? 以上は、結構気に入っている言葉なのだが、誰の言葉なのか、メモには書いていない。 まさか自分で思い付くレベルの言葉ではない。 小林秀雄の難解な「モーツァルト」からの抽出ではないようには思うがこれも定かでない。 恐らく何かレコードあるいはCDの音楽評、ライナーノーツ等から抽出した言葉なのかもしれない。 # ************************************************************************************* No.4 音楽は、精神生活を感覚的に表現するにの良い方法である。 旋律はポエジーの感覚的な生命であって、旋律に包まれた精神は無碍の普遍性をもって拡がり、単純な音楽思想から生まれて、それがなくては消えてしまうような感情の温床を万人の中に作り出す。 この温床が和音であって、自分のシンフォニーはこれを表現し、その中では様々な形式を融合したものが、母床から先端に至るまで波打っている。 人はここに永遠にして無限なる、決してことごとくは包括し得ぬものを感じるだろう。 音楽は高い叡智への唯一の非肉体的な入り口であり、人間はそれに包まれているのだが、自分では、そのことを知らずにいる。 精神が音楽から感じるものは、知識の形象化されたものである。 音楽の極め尽くせない法則に服従すれば、この法則は精神を制約し、支配し、啓示を行ってくれる。 by ベートーベン (何のソースからかは不明) -- ************************************************************************************* No.5 音楽? 芸術なんてものは、性欲が目的をはばまれた時に、これが別の形に転ずる最も典型的な例であるにすぎない。つまり、芸術作品は芸術家の心の中のコンプレックスの表現である。 人間がそれを美しいと感じるのは、本来、性的なものには、美と魅力が備わっているからであって、さらに、人間一般が、芸術家と共通の静的コンプレックスをもつが故である。 by フロイト (何のソースからかは不明) -- ************************************************************************************* ベートーベンの文章は難しくて長い。日本語訳として問題があるのかもしれないが、いずれにせよ、意味が難解で深い。即ちベートーベンらしい。 フロイトは、これまたフロイトらしい文章であるが、私は、芸術をこれだけで定義するのは、いくらなんでもきついのではないかなとは思っている。 以下ミーム論、物理学論からの音楽定義論がコメントも含めてだされたが、割愛。 といいつつ、勿体ないので、以下掲載してみましょう。 ************************************************************************************* ---このネットワーク界隈の方からのコメントです。-- 私たちは自分で物事を考え、自分の意思で手足を動かし、音を発し、音楽を作り、ということをしているように思います。手足を動かせば当然手を構成する原子は大きく空間における位置を変えるわけで、この位置の変化は我々の意思によりコントロールしていると思われます。音楽とは誰かが頭の中で考えたものを、楽器を利用して再現したものと考えるのは極めてたやすいことだと思います。 一方、物理科学的な視点から、全ての物質は物理法則に従って原子や電子が運動していると仮定します。つまり、物質を構成する1つ1つの原子や電子が、周囲の物質と何らかの相互作用をし、理論式の通り運動している。すると、高等な生命といえども物理法則に従って運動しているわけで、到底計算できそうもない複雑な方程式を解けば、すべての生命現象を説明できることになります。この考え方からするといかなる複雑な生命でも物理法則に従って行動しているにすぎません。頭の中の思考というのは実は脳の中で原子が物理法則に従って運動した結果で、つまり音楽とはつきつめていけば物理法則に従った運動の結果であることになります。 「音楽と言うのは自然現象の一つであり、我々の意思は一切関わっていない」。 この説はいかがでしょうか。(Jan 9, 2005 09:19 PM) --Tyeesコメント-- とりあえず、簡単には咀嚼しきれないので、私の心に残る一言集に加えさせていただきまーす。 前段の文章と後段の文章を、含めて、解決しうる方程式があれば、定義は完成のようにも思いますが。。。 アシモフ作、銀河帝国の興亡のハリ・セルダンによれば、恐らく、マクロには、すべてが予測・計算されるが、しかし、個々人の行動まで既定されない可能性あり。 音楽は、マクロには自然現象であり、個々には、単なる乱れかもしれない。。。。。。 フーム。さらによく分からなくなってしまいました。 ************************************************************************************* 心に残る言葉たち その一 戻る ジャンル別一覧
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